【エビ中】究極の〇〇コラボが織り成す、エビ中の調和と多様性 ~岡崎体育・RG・渚カヲル...etc~
世間の流れから4,5歩ぐらい遅れた話題を持ち出してしまうのですが、
最近のエビ中の ガツガツした〇〇コラボ企画、めちゃくちゃ面白いですよね。
エビ中と相性が良さそうな人を引っ張ってくるセンスと、その人選の意外性がとてもツボです。
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まずはなんといっても、
この前のブログでも少々語りました岡崎体育さん。そしてその提供楽曲『サドンデス』
アルバムでも聴き倒しています。
この曲はなんといっても、その"まっすぐ"すぎる落ちサビ。アイドルソングの盛り上げ方を熟知し尽くしているというかなんというか、アイドルソング畑の作曲家でも これほどまでの圧倒的な熱量を放つサビはなかなか作り得ないと思います。ほんと岡崎さんは何者なんだろう。
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そして、
レイザーラモンRGと、リアル高校3年生4人のコラボ曲『 リアルあるある頑張ってる途中』
初見で、「『頑張ってる途中』あるある」を挙げるなら、「ちゅー したくなりがち ♪」とかかな?...と思って聴いていたらなんの裏切りもなかったこの曲。MVがホント最高です。
私立恵比寿中学 with レイザーラモンRG 『リアルあるある頑張ってる途中』Music Video
随所に挟まれるRGのラップ部分で「『頑張ってる途中』、早く聞きたい ♪」という気持ちになってきますね。
そういえば、
この中には 前年の美怜ちゃんに続いて、大学進学を視野に入れてるメンバーっているんですかね...?
美怜ちゃんは学力的な面では、予てから「エビ中の秀才キャラ」的なポジションだったので、大学進学を決めたのも「大学生キャラ」(本人曰く「大学中」)を作るための一種の卓越化戦略だったのかもしれません。
「プロ中(学生)」に誇りを持っておられる真山先輩もいるので。
↑嗚呼、、懐かしい。
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めちゃくちゃ余計なお世話ですが、
リアル高校3年生の4人が 果たして進学するのかどうかをやんわりと考えてみると...、
☆安本は、女優になりたいと言っているだけに 気合を入れて芸能界一本でやっていく気満々に見える。大学に行くメリットは特にはなさそう。
☆松野は、個人的には都内の私大に進学して ミスコンをかき回して欲しいけど...、モデルや美容関係でも大学に行くメリットは感じられない。
☆ひなたは...、まぁ...ないかなぁ。笑(※学力的な面を最大限考慮し)
☆(まぁ4人共ないだろうとは思いますが)一番現実的にありそうなのは、やはりぁぃぁぃかなと思います。番組やライブなどで見せる一つ一つの物事に対するコメントなどを聞いていても、普段から人一倍物事を深く観察・分析している印象があります。そして人一倍こだわりも強い。まさに研究者タイプなのではないでしょうか。
何より、
ポピュラーなものからディープなものまで趣味も幅広いので、卒論のネタに困らなさそう。笑
果たしてこの先、突然の「大学進学」カミングアウトはあるんでしょうか...?まぁどちらにせよ、僕たちには 直接は関係のない話ですが。(なんじゃそりゃ)
Yo!!受験生 俺が君たちの代わりに テレビでラジオで舞台で
たっぷりスベっといてやるから
安心して受験してこい!大学受かって恋とかenjoyする用意は
できてるはずだろ Boy&Girl Make some noise!
締めのこの台詞はとても素直に感動しました。RGさんだからこそいえる言葉ですね。
僕が受験生で めちゃくちゃ追い込まれている時にこの言葉を聞いたら、かなり元気が出たと思います。 頑張れ!受験生!(他人事)
~~
そしてなんといっても、
『女子力発電おじさん~私立恵比寿中学に迷いこんだ港カヲル~』での「グループ魂」の渚カヲルとの異色コラボ。
あくまでも渚カヲルのソロ曲としてなのですが、作詞は「暴動」こと華のクドカン。
エビ中と このようなサブカル界隈のおじさん達。そしてサブカル界隈のおじさん達のファンの、サブカル大好きおじさん達とは 何となく相性が良いような気がします。
こうなったら、
「作詞:いとうせいこう」「作曲・編曲:みうらじゅん」「ジャケ写:安齋肇」ぐらい、とことんサブカル親父でマウンティングする挑戦的な新曲が見てみたいところです。
~~
このように、
腹を抱えながら企画会議をしている光景が浮かんでくる、エビ中運営の「やってみよう」精神は本当に大好きです。クリスマス大学芸会のユニット曲のプロデュースを、エビ中に関してほぼノー知識である 東京03の角田さんに任せてみてみる企画も面白い。まさに面白くなりそうなら「やってみよう」精神ですね。
個人的には、「五五七二三二〇」と「水曜日のカンパネラ」とのコラボ企画なんかは 楽曲的な雰囲気も似ているし面白いんじゃないかと思います。
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そして最後に、僕がなによりも見てみたいと思っているコラボは...、
9人目の私立恵比寿中学"生"。
ちょうど1年前「SWITCH」の紙面上にて 喉の痛み止め薬の宣伝でコラボをした、「もう中学生」をもう一度サルベージしてきて、、、
「ぽーちゃん × もう中」のほんわかコンビで 段ボールコントをやって欲しい。デュエット的な楽曲でもいい。
この二人の絡み、面白くないわけがありません。
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【エビ中】岡崎体育 制作MV『サドンデス』 ~ぽーちゃんの魅力~
エビ中のベストアルバム「中辛」にも収録されている、新曲『サドンデス』のMVが遂に公開されました。
この曲は...、
サドンデス/私立恵比寿中学
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) November 2, 2016
作詞 岡崎体育
作曲 岡崎体育
編曲 岡崎体育
歌唱指導 岡崎体育
MV監督 岡崎体育←new!
MV脚本 岡崎体育←new!
絵コンテ 岡崎体育←new!
振付(一部) 岡崎体育←new!
やり過ぎィ!!
私立恵比寿中学に転任してきた体育の先生ということで、今人気沸騰中の岡崎体育に楽曲制作からMV監督まで全て任せ(てみ)た...といった感じの新曲。確かに さすがにやり過ぎィ!!です。
エビ中運営の「面白くなりそうなら何でも取り入れていこう」精神が現れています。
(ちなみにエビ中と岡崎体育は、同レーベルの先輩・後輩という 地味な上下関係があるのが面白い。)
正直、個人的には楽曲もMVもほぼ100点といっていいほどに気に入りました。
MVは、ダンスのフォーメーションを映して 各メンバーのソロ画で繋ぐといった、「モーニング娘。」のMVを彷彿とさせるようなド直球な演出だったのですが...、
エビ中に直球を持ち出すと、なぜか変化球(斬新)に見えてしまうんですよね。このMVに限らず。
ダンスサバイバルから始まる中盤の寸劇も、『金八』でいう謎の「魚肉ソーセージ」の件とは違い、こちらは内容に意味があり 熱くなれる(?笑)寸劇となっています。
ライブでは 真山&廣田推しの人は、やはりダンスサバイバルも倒れるまでやり続けることになるのでしょうか?かなりしんどそう...
ぼくは、「古傷が痛んで」早々離脱する安本さん推しなので その点心配はなさそうです。
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そんな寸劇を見ていて一つ気になったことがあるのですが...、
エビ中ファミリーの皆さんの「サドンデス」の評判が良いと聞いて嬉しい。
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2016年11月15日
ライブやメイキングの資料映像、過去のアルバムをレーベルから借りてエビ中のことを勉強させてもらって、僕なりにメンバー8人のキャラや個性を引き出した作品に仕上げられたかな。どうかな。
ライブで観るの楽しみ。
ゴゴゴゴゴゴ...
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ......
岡崎さんの目に美怜ちゃんてどう映っていたのでしょうか?笑
このMVだけ観ると、なんかめちゃくちゃ厄介キャラみたいで面白いです。
美怜ちゃんの「♪ 私がヴィーナス」の直後に、
「それ私のパートでしょ」と食い込んでくるひなたには、いや 少なくともお前は違うやろと 思わずツッコミを入れたくなります。
ヴィーナスの称号は普通に美怜ちゃんでいいのでは。
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最近りったんが急速にあか抜けてきて可愛くなってきている裏で あまり目に止まりにくいのですが、ここ最近ぽーちゃんもかなり美人になってきていますよね。
唯一無二のふわふわしたその独自のスタンスも着々と進化を遂げてきているように思えます。岡崎さんにもMV収録で絡んだ際、「天才おった」と言われていました。
(帯のバラエティ番組のひな壇とか座って、はちゃめちゃやってるのとか見たいなぁ。)
小林「♪ あなたの心の登校班の 班長になりたい」
こんなキラーフレーズを、わざとらしくなく 真に心を込めて歌っているように見えるのはピュアな心を持っているぽーちゃんだからこそだと思います。
【HD】エビ中++(たすたす)「エビ中+誕生日 安本&小林へ涙の誕生日プレゼント後編」♯EP10 【私立恵比寿中学】
完全に余談ですが、
たすたすのこの回で、りったんから誕プレで欲しかった財布をもらった時のリアクションには ぽーちゃんのピュアさと人柄の良さが凝縮されているとぼくは思います。
周り全員キメポーズをしてる中、一人だけ直立。笑
これも岡崎さん指定なのか、「何でもいいからキメポーズして」と言われて何故か直立を選んだのか...
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こんなに短期間でエビ中の個性を捉えた良楽曲を作ってくれた岡崎体育さんを、ネタ枠的なこれ切りの関係としてしまうのは勿体ないと思うので、岡崎コラボの曲なりMVなりをこれから2弾3弾...と続けていって欲しいです。
個人的には、岡崎さん視点で「エビ中あるある」的なネタをまとめた 曲ないしMVなどを見てみたいところです。
【チームしゃちほこ】 地獄地方:山口県 にしゃちほこ降臨! ~KRY秋祭り~
KRYという山口県のローカルテレビ局が主催する秋祭りに「チームしゃちほこ」がゲストとして来ていました。
※もちろん撮影NGなので、写真は公式のものです。
この祭りでは
2013年:HKT48、2014年:NMB48、2015年:HKT48...をゲストとして呼んでおり、今年は「SKE48」辺りかな...?と予想していたのですが、まさかの名古屋(拠点)違いでしゃちほこちゃんが招かれました。あまりの変化球でかなり驚きました。
山口のキー局主催の祭りといっても、正直 村祭りに毛が生えた程度の小規模なイベントなのですが、
それでも近場のローカルアイドルで妥協せず、多少値が張ってもそこそこ名の通ったアイドルを呼びたいという熱い信念が見えます。地獄地方(山口)在住民としては非常にありがたいことです。。
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この日は
朝10時のリハから夕方5時頃まで、ライブやTV&ラジオの公開収録、あと餅まき...などほぼ全てのステージ企画にしゃちほこがゲストとして出演し続けていました。
オープニングイベントとして行われた餅まき。山口県では 全国どこでも一般的に行われているであろう「餅まき」を、なぜか山口の固有の文化のように位置付けており、何のイベントでも大抵 餅まきが執り行われます。
特に山口のご年配の方は餅まきに対する熱意が凄まじく、一見和やかなイベントのように見えるのですが気を抜いていると 暴徒と化したおじいちゃんおばあちゃんの波に巻き込まれケガをします。餅まきでもモッシュが起こるんです。
そんな中
しゃちほこのメンバーが餅をまく係を務めたこの日の餅まきでは、普段なかなか目にすることのない 異様な2層構造が出来上がっていました。
この写真だとおじいちゃんだらけに見えるが、、
主にご年配の方を中心とした ”純粋に餅が欲しい”人と、
主に蛍光色でその身を包んだ ”しゃちほこのメンバーが投げる餅”が欲しいオタク...
の2層構造。
ぼくは言わずもがな後者であり、最前付近のかなり良い位置に陣取っていたつもりだったのですが、
レス>>>>>餅 ...という横島な気持ちで参加しているぼくは、純粋に餅を欲する方々の圧に負け 結局ほのかとちゆが投げた餅を一つづつ取れただけでした。
「はるなー!はるなぁぁぁー!!」...と餅を投げてくれアピールをするものの、
その鍛え抜かれた強靭な二の腕を駆使し 遠投ばかりするので、最前付近ではなかなか餅をもらうことができませんでした。
~~
ライブでは『ザ・スターダストボーリング』『抱きしめてアンセム』『エンジョイ人生』などを披露。
夏先に配信されてハマりにハマった『ULTRA 超 MIRACLE ~』を現場で初めて聴くのを楽しみにしていたのですが、リハも含めて3回も聴けたので大満足でした。
この曲はジャンプ系アニメのOPのような 少年漫画的な分かり易い盛り上がり方と熱さがあります。MVも、試練との戦いがテーマのちょっと子供っぽいイメージですしね。
(※サビの一番盛り上がる所の歌詞に「one for all」とか出てくるから、『僕のヒーローアカデミア』のOPに使ったらぴったりなのにとずっと思っています。)
~~
こういうイベントでは、オタではない一般のお客さんの反応を見聞きできるのが楽しいです。
「赤めっちゃ可愛い!赤めっちゃ可愛い!」とか、
振りコピしてるのを見て「なんでお前らも踊っとんや。すげえな。」とか...、
ほのかが可愛いことも、振りコピすることも 息を吸って吐くレベルでとりわけ深くは意識していない当たり前のこと(※ちょっと言い過ぎかな?)なのですが、
純粋に考えたらほのかはとんでもなく異様な声と喋り方してるし、振りコピだって 横見て踊ってないでステージで踊ってるアイドル見ろよ...とか思いますよね。
~~
しゃちほこは山口でライブをするのは当然この日が初めてだったので、
山口在住者としては この日のライブは、次再びしゃちほこちゃんが山口に来てくれるかどうかがかかった割と大事な試合でした。メンバーも同じようなことを言っていました。
しかし、しゃちほこ目当てで集まっていた観客以外でしっかりライブを見ていた人は、来場者の絶対数がそもそも少ないにしてもごく少数に見えました。この日のライブが山口でのファン層の拡大に繋がったとは到底言い難いです。
「ばってん少女隊」ができたことでかなーり和らいだのですが、
スタダアイドルを推すにはやはりあまり向いてはいない地域です。
そんな、毎回遠征を余儀なくされる地獄地方民の願いはただ一つ...
宿泊代を落とさず、ライブを見て(その日に)家に帰りたい。
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【ばってん少女隊】ありっさーは、第2のあーりん(?) ~フリーライブ in トリアーダ祭~
福岡県宗像市で開かれた「トリアーダ祭」のイベントの一環として行われた、ばってん少女隊のライブを見てきました。
午前と午後の2ステージありましたが、この日は午後から予定があったため1部のみ観覧しました。
ステージは写真の通り、特に装飾など一切なしの シンプル(笑)なものとなっていました。「シンプル is ベスト」という言葉をかけるのすら少しためらわれるような簡素なステージですが、大事なのはイベントの中身です。
~~
ばっしょーを現場で見るのは今回でまだ2回目で、
前回 初めて見たときは 主にばっしょーの全体的な雰囲気をぼやっと見ていただけだったので、
(きいなちゃんがとにかく可愛いということ以外)正直まだメンバーの個性的なところを全く掴めていなかったのですが…、
この日のライブや寸劇などを観て少しは分かってきました。
そんな中
これから特に注目していきたいと思えたのが...、
西垣有彩ちゃん(ありっさー)がとにかく本っっっ当に面白い!!!
”面白”要素は色々とあるのですが、
特に ライブ中の表情が ↑に挙げた写真のようにとても豊かで面白いのでずっと見ていられます。
そして
「誰々は、誰々に似ている」のように人の性格を 他の誰かに例えるのはナンセンスなことだとは思うのですが…、
ありっさーからは、なにか ももクロのあーりんに近いような個性を感じました。
~~
ピンクというイメージカラーが当てられていることからも分かる通り、
メンバーの中では最も”女の子女の子”していて、一番純粋に”アイドルらしさ”はあります。
あーりんが「ももクロのアイドル」と称されるのと同じく、「ばっしょーのアイドル」的な メタアイドル的なポジションで、
言うなれば メンバーの中でも突出して「アイドルを"演じる"」のが上手だと思うんです。
自分をどう売り出せば最も可愛く見えるのか・喜んでもらえるのか...、ということをよく理解しているように見えます。(良い意味でですよ)
もちろん素の可愛さも抜群にあるのですが、
メンバーの瀬田さくらちゃんや春乃きいなちゃんが、特に意識していなくても自然とアイドルっぽさを放つことができる(※ようにぼくは見える)天性のアイドル気質なのに対し、
ありっさーは 計算して自分の中にあるアイドル像というものを100%開示することのできる計算型なのだとぼくは思います。
似ているといった あーりんもこちらの計算型の象徴的な存在ですよね。
その他 あーりん的な「打たれ強さ」や「 めちゃくちゃ大切に育てられてきたのであろうバックボーンが垣間見える感じ」など、
あーりん要素はまだまだあるのですが、長くなりそうなので追々語っていきたいと思います。
このようなふとした時の つい笑ってしまうような表情の面白さもやっぱり近いものがある。
以上 9割方憶測のくせに満足気に語りましたが、
ばっしょーオタク3日目のただただ語りたいだけの人の発言なので、軽く受け流していただけると助かります。
これからもっとばっしょーを知っていくなかで、このような思い込みが良い方向でどんどんと裏切られていくことを期待しています。
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【セトリ】
M1, ばってん少女
M2, よかよかダンス
~自己紹介~
M3, いざゆけ若鷹軍団
M4, フレッ!フレッ!フレンズ
~MC~
M5, おっしょい
メンバーの瀬田さくらちゃんは体調不良のため残念ながらお休みでした。
この日は朝から土砂降だったのですが、ライブを境目とし段々と晴れていき 終わった頃には快晴になっていました。
この前終えたツアーもそのほぼ全てが晴れだったらしいですし、ばっしょーは何か持ってる気がしますね。
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でんぱ組 は今一度"どん底"に落ちるべき
エビ中が初のベストアルバム(新体制での)を発売する日から約一か月後、
同じく でんぱ組も初のベストアルバムを発売します。
エビ中のアルバムが全2形態で1枚当たり2700円なのに対し、
でんぱ組は、通常版がCD3枚組で3000円なのでコスパに関しては圧倒的に上です。笑
同じサブカルアイドル界隈で争う両者。
雑誌『IDOL and Read』の表紙の刊行も現在2対2で並んでいます。(特集では でんぱ組メンバーは全員取り上げられていますが、主に地下アイドルを門徒としている雑誌なので仕方がない)
ベストアルバムの発売自体にそこまで深い意味はないとしても、両者にとってある種の節目となることは確かでしょう。
~~
グループとしての全国各地でのライブやフェスへの出演のみならず、文化系の最たる武器である器用さや多彩さを生かし、個々での番組やイベントへの出演もこなす「でんぱ組.inc」。
アダルトゲームの挿入歌を歌っていた頃からは到底考えられないぐらいに(褒めてるよ)、今ではアイドル界の中心的存在となっています。まさしく今、人気絶頂と言えるでしょう。
そんな でんぱ組なのですが、
最近いつも、朝のニュースなどでその様子を華やかに取り上げられているのを目にするたびに思うことがあるんです...。
今一度 ”どん底”に落ちるべきでは...?
言葉足らずなので 少しだけ補足をしておくと、
でんぱ組は、そのメンバーのほぼ全員が 過去にいじめや引きこもり、進路的な挫折など何かしらのしんどい経験をしているグループなのです。
「周りにチヤホヤされて、何一つ不自由ないキラキラした人生を歩んできたんだろうなぁ...」というアイドルが多く見られる中(大半はこっちサイドな気がする)、一方で鬱々とした まさに”人生のどん底”をそれぞれの形で歩んできた6人が結集したグループが、でんぱ組なのです。
そんなメンバーの”どん底”の過去を(まぁ程よくネタにしつつ)歌にしたのがこの『WWD』という曲です。(※割と話題になったので見たことがある人が大半だと思いますが一応紹介しておきます。)
前山田健一さん 作詞/作曲です。前山田さんは大概な曲もいっぱい出すけど、ここぞという時に最高の曲を提供してくれるから、やっぱり信頼できるし大好きです。
ちなみにこの続編的な扱いの『WWDⅡ』というのもあります。同趣旨の曲ですが、Ⅱではアイドルになってからの苦悩や葛藤を歌にしています。
『WWD』の歌詞に「マイナスからのスタート、なめんな!」とあるように、
人気絶頂に見える今の でんぱ組の背骨を形成しているのは、過去の様々な辛い経験から必死に這い上がってきた反骨精神なのです。
臭い話をするようですが、
このバックヤードに魅せられた ぼくを含めるオタクは、”どん底”から這い上がるでんぱ組が、最高の景色・アイドル界の頂点を見られる日を強く望んでいました。
そのため、
『WWD』で話題を作って世間をバズらせた時...、
”世間にウケる 萌えキュンソング”という、萌えキュンソングのある種の完成形である『でんでんぱっしょん』がリリースされた時...、
これまで励まされる側の存在であったはずのでんぱ組が「君の未来を明るく照らすなんて お茶の子さいさい」と、遂に多くの人の背中を 逆に後押しする存在へと成長したことを示した、”どん底”からの脱却と言える『サクラあっぱれーしょん』の発表...、
いずれも心の底から嬉しかったし、何より「おぉ…!遂にこれは来たんじゃないか…!?」といった半端ないワクワク感がありました。その流れからの念願の武道館。
その武道館での夢眠ねむの言葉、
『みなさん一人一人が私たちをここまで連れてきたという自覚はありますか?』
地下アイドルから始まったでんぱ組を押し上げ(もちろん実力ありきですよ)、
芸能的な成功のシンボル、つまり頂点である武道館での公演へと導いたファンへのアンサーソング的な意味合いも『サクラあっぱれーしょん』にはあったのではないでしょうか。
~~
「昔はよかった~」というような懐古的な発言になってしまう部分は否めないのですが、
少し前のでんぱ組の楽曲には、
そのように曲のみで終わらない、曲の背後の 物語的な・コンテクスト的な面白さがありました。
今のでんぱ組の楽曲からは、その面白さが全く全く感じられない。だからつまらない。ただただ惰性で出しているよう。
曲のクオリティが下がっているわけではありません。最近でも『アキハバライフ』はMVも含めて良曲でした。
「萌キュンソングを世界にお届け♡ とか言っておきながら、最近J-POPしか歌ってないやんけ!」...という批判ができれば話は早いのですが、
最も最新のMVとして上がっている「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」しかり、萌えキュンソング自体はしっかりと打ち出しはしています。そこが他アイドルとの差異化を図る武器でもあるのでブレてはいません。
(※「萌えキュンソング」とは、「なんのメッセージ性も意味もないめちゃくちゃな歌詞だけど、頭に残る中毒性のある曲」とぼくは認識しています。)
人気が高いところで安定し、NEXTブレイク枠に入れられていた当時のような 波風が立ちにくくなっていることは確かです。
自分がひっそりと応援していたインディーズのバンドがメジャーデビューし、急に世間から広く注目されるようになったことでファンを辞めてしまうように、
今の 人気になってしまった現状を忌み嫌っているわけではありません。
でんぱ組はそこらの一発屋歌手とは異なり、歌だけでは終わらない、その器用で多彩な能力を生かすことのできるグループであるので、むしろ売れてからが本当の勝負のようなところもあります。
( ↑ それぞれの得意分野がまとめてある良い記事がありました。)
しかし 楽曲に関して言えば、
ブレイクから2年経った今のでんぱ組は、早くも限界を迎えているとぼくは思います。
今からでんぱ組を追うファンにとってはぼくの言うような楽曲の物語性云々の話は、正直どうでもいいように思われることでしょう。
古参が偉いといっているわけではありません。こんな面倒なことを考えずに純粋に曲を楽しめることが最も良いんです。
武道館以前を第一期、今を含めたそれ以降を第二期として分けるとすると、
少なくとも 第一期からでんぱ組の動向を追っているファンからしてみれば、今のでんぱ組からは『WWD』や『サクラあっぱれーしょん』のリリース時のように心を揺れ動かされる新鮮な感動は、得られていないのではないでしょうか。
夢眠ねむが「本当は武道館解散がベストだった。」と述べているように、
ぼくはあれ以上の感動のニューレコードを叩き出すことなく解散してしまうことが何より怖いんです。
~~
反骨精神あってのでんぱ組。
あの頃の熱気を取り戻すには やはり今一度”どん底”に落ちるしかないと思うんです。
ベッキーやファンキー加藤など、元々絶大な人気を誇っていた人が一度の過ちで世間からの好感度をガタ落ちさせてしまったように、人気というのは落ちる時は一瞬であると思います。
方法こそは提示しませんが、
でんぱ組はここいらで一度、それらの残念な方々のように 好感度をガタ落ちさせるような事件を起こすとします。
そして...、
「もともと私たち、マイナスからのスタートだったのでこれぐらい平気です!」...と打ち出される『WWDⅢ』
AKBの楽曲がオリコン1位を取っても、ファン以外の人は「またか」と特に注目しようとしないように、安定しているものはそもそもあまり話題にはならないし印象にも残り難いのは確かです。
AKBの場合なら、オリコンTOP 5入りできなかった時の方が話題になるのではないでしょうか。極端な話、「新曲5曲連続オリコンTOP 10入りできず、渾身の6曲目で1位に返り咲いた」とかの方がよっぽど話題になるし、聴いてみようという気にもなるでしょう。
『WWDⅢ』の発表によって世間はバズります。
”原点回帰”的なスローガンを掲げたでんぱ組は、注目を集めに集めたところで、立て続けに新曲をリリース。楽曲としての良さが再認識されたでんぱ組。
以前の地位よりも もっと高い地位へと上り詰め、人気が絶頂のところで突然 武道館での解散ライブを発表。
伝説のアイドルとして人々の記憶に深く刻まれることでしょう。...という妄想。笑
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エビ中10thシングル『まっすぐ』 トレカ開封で起こった "まっすぐ" な奇跡
以前、万博記念公園での特典会で予約していた『まっすぐ』のCD3形態が先日ようやく届きました。
このジャケットはなかなか好みです。
新譜購入時の楽しみの一つといえば、そう トレカ開封。
多くの人は、全種類コンプとまではいかずとも 自分の推しぐらいは交換やオークションなどを利用して手に入れようとするかと思います。
ですが、
ぼくはこれまでも特典目当てでCDを複数枚買うことはあっても、トレカにはそこまで執着はありません。
しかし どうせ引くなら、推し(安本さんです)が出るに越したことはありません。
今回は3枚しか購入していないため、チャンスは3回...!!1枚ぐらいは出てくれるのか...!?
そう念じながら 1枚目を開封したところ...、
安本さーーーん!!!!!
正直、いつも通り中山さん辺りが来そうな雰囲気が漂っていたため(中山さんでも十分嬉しいですよ 汗)、思い通り安本さんが来て驚きました。
トレカしかり、この世の中 自分の思い通りに行くことなんてそうそうありません。1枚目で安本さんを引き当てたことも初めてなような?
~~
正直もう十分満足なのですが、CDはあと2枚あります。
次はB盤。誰が来ても良いのですが、強いて言えばここは師弟コンビの小林さん辺りが来てほしいところ。
B盤!開けてみると...、
安本さーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!
まさかの連続安本さん!!これまで1枚も引けずに終わったこともざらにあったのですが、ここに来て謎の強運!?
鑑賞用と鑑賞用(保存用なんて要りません)の安本さん確保です。(やったぜ😋)
~~
そして残る1枚、黒のジャケットの『まっすぐ』C盤。
次も 先ほど同様やはり、愛すべき師弟コンビの小林さん を引き当てたいところ。まぁ誰が来ても嬉しい。
3枚目...、
(「なんなら3枚全部 安本さんの方がオイシイのでは...?」とも頭の片隅で思いつつ)
引いたところ...、
安本さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!
安本さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!☺!!!!!!
安本さん。
数十枚買って3枚以上被ることなどは なにも不思議に思うことはないように思いますが、
3枚中3枚がダブり(しかも推し)というのは なかなかにミラクルなことなのではないでしょうか。(良いか悪いかは別として 笑)
先ほどトレカに執着はないと言いましたが、なんならここは是非とも 安本さんの出席番号である5(枚) 手に入れて保存しておきたくなってきました。
P,S
他メンバーのトレカ...、どんな絵柄なんだろう...。
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【エビ中】~秋ツアー2016 in 群馬~ abemaTV生中継
私立恵比寿中学秋ツアー2016『エビ中って現役中学生一人も居ないグループなんだって! 』初日の群馬公演の様子が、abemaTV の生中継で放送されました。
秋ツアーはどの現場も絶妙に遠く 泣く泣く干すことにしたのですが、こうしてライブの雰囲気を味わわせてもらえるのはとてもありがたいです。
前回 春ツアー時の「LINE Live」での生中継は、動きがとても"ぬるぬる"していて本当に見辛かったのですが、今回の「abemaTV」は動きが比較的スムーズで◎でした。
そんなネットでの生中継、
現場に行けるに越したことはないのですが、このネット配信にも 現場に勝る大きな利点が一つだけあります。
現場では絶対にでき得ないこと…
それは…
写真を撮りまくれる!!!
(軽く200枚以上は撮りました)
しかし 、
タイミングよくスクショするのもなかなか難しい。決めポーズ来るぞと分かっていても…
セルフモザイクがかかってしまったり。
もの凄い反動を持った右手が 頭にクリティカルヒットしているかのようになってしまったり。痛そう。
まぁ これはこれでカッコいいのですが 0.1秒惜しい。
その逆で めちゃくちゃ良いのも撮れることもあるからいいんですけどね~
~~
【ライブ前BGM】
~Remix ver~
・売れたいエモーション
・仮契約のシンデレラ
・イッショウトモダチ
・エビ中出席番号の歌 その1
【セトリ】
M1, ebiture
M2, 梅
M3, 大人はわかってくれない
M4, 金八DANCE MUSIC
~自己紹介~
M5, バタフライエフェクト
M6, 未確認中学生X
M7, 夏だせジョニー
M8, ハイタテキ
~『ライオンのごきげんよう』を模したトークコーナー~
M9, 全力ランナー
M10, I’m your MANAGER!!!
M11, Go! Go! Hear We Go! ロック・リー
M12, 誘惑したいや
~軽くMC~
M13, アンコールの恋
M14, フユコイ
M15, フレフレサイリウム
M16, スーパーヒーロー
M17, まっすぐ
~EC~
M1, 仮契約のシンデレラ
M2, ちちんぷいぷい
~Negicco登場~
M3, 頑張ってる途中
今回歌われたこれらの曲は ベストアルバム入りほぼ確定と見てよいのでしょうか?
ベストアルバムは2枚同時発売なので、1枚にだいたい15曲程度入ることを予想すると、まだまだその全貌は分かりませんね。(「フレフレサイリウム」も遂に円盤収録か?)
『絶版ベスト』に収録された曲は 今回のセトリを見た限りでも恐らく再収録はされないと考えられるので それは除くと、
「禁断のカルマ」「放課後下駄箱ロッケンロールMX」「手をつなごう」「ラブリースマイリーベイビー」「春休みモラトリアム中学生」...辺りも収録されるのではないかと予想します。
ー追記ー
収録曲発表されてましたね。
豪華版の吉田豪さんのインタビューは気になります。吉田さんなら、メンバー個々への少し踏み込んだ対談なんかもあるんでしょうか。非常に楽しみです。
ライブについては…、
事前の宣言通り、今回のツアーは 低予算 初期の頃のようにそれといった特殊な舞台演出を用いないシンプルなライブとなっていました。
衣装も「まっすぐ」の白ドレスと ツアーTに前回ツアーの紫のナースドレスを使い回した 再利用した衣装の2パターンのみとなっていました。
そして今回もやはり、柏木,小林はイスに座って歌のみの参加。
6人が中心で踊り、サイドでイスに座った2人が歌を歌うこの陣形、(当たり前のことですが)本人たちはそれを何も気にしていないかのようににこやかに振る舞っていますが、こちらとしては見ていて心が痛い...。
そんなこともあり、
1曲目の『梅』では、出だしだから仕方がないのですが 今日はいつも以上に全員なかなかに声が安定しておらず「あれ?今日 ボロボロじゃね...?」といった不安がよぎりましたが、
2曲目の『大人はわかってくれない』辺りから、廣田 安本を筆頭に徐々にエンジンがかかって行きました。
その後も、「バタフライエフェクト」「未確認中学生X」... とエビ中の4番曲とでもいうような強力なシングル曲が4曲連続で続きます。
合間に、
『ライオンのごきげんよう』を模したトークコーナーが挟まれました。
そして「今日の当たり目」。当たり目を出したメンバーは、ライブ後 藤井さんから個人的にライオン製品がもらえるそうです。(※真山さんの表情がとてもグッドなので、 ラインの返信などにご自由にお使いください。)
真山先輩は「愛の話」を引き周りを期待させますが、得意の乙ゲーの話で それといった盛り上がりを見せることなく無難に切り抜けます。
アイドルとしては 100点の話ですが、まったく面白くはありません。涙
そして次は りったんたん。
貞子っぽいフォーム(衣装も)でサイコロを投げるりったん。引いた目は...、
「ビックリした話」でしたが‥‥、「先ほどステージに映った自分の影を見たら、髪がぼさぼさでビックリした。」というなんとも反応のしづらい話を放つ神童りったんたん。
この様子から見るに、本家の『ごきげんよう』のように 事前にどの目が出てもよいように話を用意しているというわけではなく即興のようです。
そのように 特に盛り上がりは見られずトークコーナー終了。笑
まぁ可愛いからOK!トーク内容なんて そんなものは正直なんだって良いんです。
この企画は、天才りななん回だけはめちゃくちゃ面白そう。
その後は、
「全力ランナー」から始まる神セトリがあったり、「群馬の皆さん、馬に乗っていますか~?」という ぽーちゃんの謎の煽りがあったり、Negiccoがジョイントライブの告知に現れたりなどなどありました。
なんだかんだ言いましたが、スクショでの撮影も含め とても楽しく鑑賞できました。
ありがとう!abemaTV!(次回は画質も もう少しだけ上げといてください)
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